くまごろうみたいなおっさんののりもの日誌

ハーレースポーツスターのぐうたら維持。

アルトAGSとGRヤリス。

子供が花火をするというので近所の2家族と公園へ。

中に高校卒業して車を買ったという子がいて、その車がアルトAGS(オートギヤシフト、自動マニュアル車とでも言う仕組みですかね?AT車扱いです)、私と同じ36系です。モデル末期っぽい未走行車だとのことで90万、現在走行600キロ。

そりゃ花火やってる場合じゃないですよ。さっそくその子とドライブです。あいにく私はちょっとお酒を飲んでいたので運転できずに残念でした。

特に足回りの違いを感じたかったのです。

曲がるのが全然楽しくないなどとネット記事を見かけるこの車。我がアルトはショートストロークバネにワークスサイズのタイヤのせいか、私が何も知らないせいか、曲がるのも刺激的に楽しいのでして、ノーマルだとどうなんだろうとずっと思っていたものでして。

さておき、その子はちゃんとAGSのクセを把握しており、シフトチェンジの際のアクセル操作などを気遣っているようでした。

 

話は変わりまして、我が家の近くにトヨタのGRショップがあるのです。奈良の登美ヶ丘店。

前々から行かねばならぬと思っていたので、とうとう行ってきました。

登美ヶ丘なんて、普段子供を清滝送迎している私にとっては通り道に近いのです。

試乗することができました、ベンチマークアバルト595。

もうね、高級品でしてモノとしての建て付けの良さのようなものが完璧です。ハンドルの重量感やら静粛性やらエアコンの効きからシフトフィールから。

シフトフィールはいわゆる我がアルトのグニグニ感に対するカチッカチッ感であり、レバーというよりスイッチ感覚。爽快です。しかし静粛性が先日記事「ジムニー」でも書きましたがあまりに上質なのも変速しにくいのですよね。アルトは耳に容赦なく入るエンジン音のために本能で操作できるのです。車を操作する楽しさを評価するのなら、この点が実は相当大事だと分かります。

MT車であり、速さと上質を求めるならばGRヤリスは、私の目線はアルト比較なので参考になりませんが、とんでもなく高級車でした。

中間グレート440万、上位グレード510万と軽くアバルト595超え。イタリア車よりも割安な買い物であろうことは間違いないのでしょうが私、アバルトよりも安いものだと思い込んでいたのでびっくりでした。

エンジン排気量は同じでも、サイズや出力を見るとカテゴリ違いでしたね。

 

ちなみにGRヤリス、現在2022年8月時点では生産が追いつかずに受注停止中であり、再開はおおよそ1年後とのこと。さらにそこから納期が1年以上先とのこと。信じられない!超人気車種であることがわかります。

ランクルなんかもっと納期がかかると聞きますね、3年だか4年だか?

 

でもね、上質であり高級であることが常に良いというわけでもありません。

そりゃもう快適、安全性能と動力性能は断然ヤリスでしょう。しかし操作する楽しさはアルトかな?そしてここ!燃費ですよ。断然アルトです!リッター20キロ!加えてランニングコストの安さ!遊んでも楽しんでもお金がかからない気楽さ、そして実用レベルでも経済面における合理性の高さです。

NAアルトは強いですよー。

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最近私、隙を見てはヒールアンドトウの練習をしています。いやーもうこの上なくセンスない感じで下手くそですが、日常的にもブレーキ踏みながらシフトダウンしたい時ってありますよね?