くまごろうみたいなおっさんののりもの日誌

ハーレースポーツスターのぐうたら維持。

F1開幕!

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よく思うのが、構造物って人の想像を超えるなということで、例えばブルーノヴェンチュラはクロモリフレーム。シートポストを支えるこの部分なんか見るとすごい薄いチューブです。こんなんでよくグニャってならないなと思います。不思議だなあと。

常に振動を受けているというのにねえ。

 

BD-1はアルミフレーム。分厚く太いチューブ。見た目ではこっちの方がはるかに丈夫そうだけど素材の特性上、一見華奢でもしなやかなクロモリフレームの方が長持ちするのだそうですね。

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しなりのないアルミ、分厚くすることで強度を出すということで、ブレーキ部分の支えのところもゴツい塊になってます。ブレーキ時に車輪から曲げの力が常にかかっているところですからね。考えてみたら恐ろしい箇所です。

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うちのBD-1、ホイール径が標準から2インチアップの20インチになっているのでテコの原理で余計に強く曲げ力がかかっているんだろうなーと想像します。

 

うーんすごい。

 

いやしかしパキッてそのうちいくのかな?写真だと若干溶接部にクラックが入っているようにも見えます。

 

モータースポーツジャーナリストでありダゾーンF1解説の小倉茂徳さんがよく言う、振動は構造物を破壊する、と言うフレーズをも思い出します。

 

 

はい、と言うことで待ちに待ち望んでいたF1がついに開幕しました!いやー例年にない嬉しさです。私はというとおおよそテレビでの観戦しかしたことがなく、そりゃもう私以上に熱いファンは数えきれないほどいるでしょうが、自分なりに情熱を持って応援してます。

そりゃ、鈴鹿のチケットなんか買ったこともありませんよ。そりゃ、ある年は現地に行ってエキゾーストサウンドを聞いただけで帰ってきたことしかありませんよ。そりゃまた、ある年は当日チケット売り場に行っても高額の席しかなく購入を諦めたことしかありませんよ。そりゃまた、今は無理ですが過去に一度だけほんのわずかな隙間から覗いていたことしかありませんよ。そりゃもう、初めて鈴鹿に行った時に訳がわからず歩いていたら客席内に迷い込んでいたことしかありませんよ。そりゃもう、ある年は子供連れでモートピアのフリーパスを買って、ひたすら観覧車に乗り続けたあげく子供にもういいわって言われて最初の数周しか観戦できなかったことしかありませんよ。そりゃもう、ある年は全然関係ない時期に家族で鈴鹿サーキットホテルに泊まったことしかありませんよ。そりゃもうある年は、コメダ珈琲白子稲尾店でwifi越しにスマホ観戦(しかもフリープラクティス。しかしレプリカシャツを着た人がいっぱいだったのでこれはこれで臨場感ありました)しかしたことがありませんよ。

というわけで私の鈴鹿はたいてい、毎年現地にはちらっと行くんだけど空気だけ浴びて、家に帰ってその空気を噛み締めながら、さっきまでここにいたよと言いながらテレビで見逃し再生というセコいパターンです。

いやしかし、鈴鹿開催が安泰ではなく、さらにはF1の将来すら安泰ではないこのご時世、ファンの経済的サポートは重要だと感じてきています。だから毎度しっかりお金をかけて、週末しっかり楽しみたいという気持ちは持ってはいるんです。しかし悔しいがなかなか実行できずにいます!身分が許せば全戦追っかけたいくらいなんですが!?

 

ということで次回に続きます。