くまごろうみたいなおっさんののりもの日誌

ハーレースポーツスターのぐうたら維持。

5MTアルトF、テストラン。

過去記事「針ツーリング」でも同行したGSX1400乗り友人に、今回は我がアルトの試乗をしてもらいました。

21時30分発、完全ウェットコンディションです。

やっぱり彼はレーサーです、車歴も堂々たるもの。それを踏まえた視点でのこのアルトFグレードの貴重な評価を頂くことができました。

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手土産にレザーのシフトノブ。どうやらつい直前に処分してきたというキャリーMT車についていたものを外してきたのだそうな。ツワモノです。

 

非力なパワーに関しては、とくに3速4速での使い切れる感が他車にはないものであるとのこと。メチャクチャ楽しいと。

ブレーキは、私は日産ミニバンセレナ比較なのでメチャクチャ効くとの印象。しかし彼は、これだけ軽いのなら初期制動がもうちょっと欲しいとのこと。面白いですね。

 

週末のこの時間帯、ウェットといえどもスピードウェイ化している307号線を三重方面へ。前方のスイフトが良いペースで走っていて、こちらは時に全開。つば迫り合いが続く中、助手席の私も楽しい時間でした。

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気づけばこの道の定番の中継地点、信楽中野セブンイレブンです。

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我が家から33キロ地点です。

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ちょっとした小旅行ですね。

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私が気にしていた硬すぎやしないかとのRSRサスペンションも、彼に言わせればいやいやまだまだコンフォートだと。サーキット走るならもうひとつ硬くなるだろうとのこと。よく言う「フニャフニャ」の「フ」程度だと。私にしたらひとつ安心しましたね。

まあまあ確かに助手席での快適性は気にならず。で、後席の座り心地を確かめてみるとアバルトなんかと比較したら全然コンフォートでした。ひと安心。

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宇治田原以東は燃費には貢献する道のりであるこの307号線。しかしそれなりにファンライドな走行していたにも関わらず、我が家に着いての平均燃費がスタート時の19.4km/lから20.3km/lへ。あんなにファンなライドでドライブを楽しんでもこの燃費!なんだこの車はとの驚き。

 

一番の収穫はやはり慣れている人のクラッチ操作を学べたところですね。よく言うスパッとつなぐというのはどういうことかという点がいくぶん分かったような気がしました。かなりのスパッ!でした。私にとってはドンッ!に近い感触でしたが自分の繋ぎ方はソフト過ぎるのかもしれないと感じましたね。

ちょっと前に身近な京阪バスの運転手の人にも乗ってもらいましたがその人は比較的穏やかな繋ぎ方でした。

 

助手席に座ると言う経験は貴重です。

 

やっぱりこのアルトF、走行性能云々だけでは語れない強烈な個性を感じるんですよね。楽しさに対するコストパフォーマンスの異常な高さです。