フルサイズのロードには全く乗ったことのない私。ミニベロロードとどれだけエネルギー効率が違うのだろうとは常に思うところです。
そしてまた、ホイールサイズの違いから、体にかかる路面からの衝撃も違うのだろうなというところも想像します。
前回の首痛の記事で、ブルーノヴェンチュラを原因の対象として挙げましたが、サスペンションが常に働いているBD-1でも症状は出るので、はたしてモールトンなら改善されるのかどうかは分かりません。
やっぱりポジションですかね。元々BD-1はバーハンドルだったので、ヴェンチュラと比べてあー楽ちんだとはっきり感じられたのでね。
また、改めて思ったのがタイヤの違いですね。BD-1、以前は18×1.5サイズのコンフォートなツアラーでしたが、今は20×1.25のロードです。この差が実は快適性に相当影響していると考えます。幅が違えば扁平率と外径も大きく変わり、何より指定空気圧が全然違います!60psiと100psiの違いは大きいですね。サスペンションうんぬんより影響はあると思います。
径が18インチから20インチになることによるコンフォートより、幅が1.5インチから1.25インチになることによるスパルタンさの方がはるかに大きく作用するということですねー。
やはりBD-1、20インチ化によりヴェンチュラとの住み分けができなくなっている!体がバキバキの時にはBD-1という使い方ができなくなっている!
しかしなんと言ってもドロップハンドルに20インチ化、長年の夢であったこれを見過ごすなどできはしませんよ。ましてやデュラエースとアルテグラが散りばめられている車体だというのにねぇ(「BD-1に乗って15年。(7)」参照下さい)。
ということでアヴェンタドールとアルファードの2台持ちからアヴェンタドールとエンツォフェラーリの2台持ちになったなあと思うことで必死に所有感を満喫しているところです。
さてやっと本題。BD-1パンクしましてね。購入先のバイチャリ店員さん、フロントサスに加えてタイヤの劣化も指摘してくれていたので起こるべくして起こった上に、あの店員さんやっぱり目が確かだと思いましたね。
で、20インチ。18インチよりも汎用性があるサイズなので調達が楽だろうと思っていたのですが、BD-1の406サイズ、ヴェンチュラの451サイズ同様ロードタイヤはさほどそこらへんにはないですね。5店を駆け回りました。
これがまた道中406サイズのシュワルベマラソン1.75幅を見つけてしまいましてね。うおーコンフォートじゃー!とはしゃぎつつ、一度着けてみたんです。
考えてみりゃね、
ただでさえ18インチで設計されているフレームに20インチを着けているんだから、フレームタイヤ間のクリアランスは上の写真のように、1.25サイズでもこんだけしかないわけです。
買ったばかりのシュワルベマラソン、無残。
1.75なんか着けりゃ干渉しないわけがなく失敗。またなぜか異常にはまりづらくて、やっとこさはめたはいいが取れなくて、切る羽目になっちゃいました!ビードのワイヤーって硬いですね、ワイヤーカッターが少し傷みました。やはりタイヤって酷使されるものだから頑丈ですね、切るのは大変でした。
結局はパナレーサーミニッツs、変わらず20×1.25サイズを着けました。
しかし今回タイヤの脱着が硬くて苦労しました。これまた何が原因なんだろうと思いましたね。406サイズがこんなものなのか?ホイールが特殊なのか?またささやかに悩まにゃなりません。
だって今回初めてタイヤレバーをきっちり正しい使い方をしましたから。タイヤレバーってすごいなあとも思いました。あれだけ力入れてグイーっと曲げているのに折れないんですね。
まあしかしこれだけ硬ければビードの浮きもないでしょう。
作業が終わればやっぱり満足です。
おお!アヴェンタドールとエンツォフェラーリ。しばらく眺めておれますな。