くまごろうみたいなおっさんののりもの日誌

ハーレースポーツスターのぐうたら維持。

bd-1に乗って15年。(7)

もうこのタイトルを使うこともあまりないかなーと思っていたところ。

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車で奈良市内に行く用があり、通りがかりのレッドバロンに寄ってみました。ここのバイクはネットで出てこないので足を運ぶ価値がありますね。スゴイものがちょくちょく置かれていますが身分不相応なものばかりです。過去に一番感動したのはポールスマート1000でした。水色に金色のアクセントがまぶされた、それはもう美しい車体で、夫婦でそれを見つけては揃って唸ってましたね。このお店では20年程前に青色のフュージョンを買ったことがあります。当時はこの利便性と独特な形に惹かれていました。

現在私のバイク選びに関しての考えの巡りはというと、いやいや買う前提ではないんですけどね、wr250を経て、トリッカーとなっております。ざっくりセローの兄弟車な感じでしょうか?カッコいいしめちゃくちゃ楽しそうですね。車体重量120キロ台と、見たことのない数字で、目からウロコです。まあ、またいつものように扱いきれないんでしょうけど。

しかしここ最近の排ガスや安全に関する規制の対策で、バイクの値段は上がっていますね。トリッカーなんか一昔前は値段も軽快な印象でしたが今はそうでもないです。

 

で、自転車買取販売チェーンのバイチャリも通りがかったので寄らなしゃーないなと、近頃特にチャリ気分でもなかったのでちょっとめんどくさげに。

 

ちなみにブルーノヴェンチュラは和歌山のバイチャリで買ってます。

 

bd-1カスタムの到達点であろうドロップハンドル化と20インチ化。ドロップハンドル化はハンドルポストが長いので耐久性的にバランスが悪そうで、まあ20インチ化は良いとしてもコンフォートなタイヤの選択肢がなさそうで、ちょっとひがみ根性半分ですが冷めた目で見ていました。

しかし目の前に、手の届くところにそれがぶら下がっていたら、それはもう冷めてる場合じゃありません!しかもその上コンポーネントのあちこちに完全なるオーバースペックな文字達が!

しかしフレームが2004年式となっており、私のと全く変わらんので、古いガタガタのフレームにこんなん付いててもったいないなーと見ていました。

 

試乗してしまったのが最後、さほどヘタリを感じずに、私のと全く違うしっかりとした乗り味。

 

これはまずい!

 

で、こうなっていました。

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店員さんに、いやーこれ嫁さんにどう説明したらいいかと相談してしまいましたよ。ちょこっと修理したことにしようと「バレへんバレへん大丈夫でしょ」「いやちょっとさすがに色変わってますしー」などととたくらんでいる時に、嫁さんから電話が鳴り「しゅ、しゅ、修理しとんねん修理修理!」と。

ハーレーディーラー勤務経験ありの店員さん笑っていました。

 

住宅は、基礎さえ残っていれば建て替えにならないとのこと。自転車は、車種が同じであれば。

買い替えですな。

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アルテグラクランクにデュラエースリング。フロントディレイラーに105。

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リアもデュラエース

STIは105。

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サスペンションがこれ。代理店で見た高いやつ。油圧とかではないらしい。

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シートは適当なサンマルコを別買いしてます。

 

ちょっとしたコンプリートマシンではないですか!?いや魔改造か。

 

結局今日はいったん車を置きに家に戻り、白bd-1で店まで。ハンドルステムに軽いクラックがあるけど買い替えてくれるならと下取値頑張っていただき、コンプリートマシン!?で帰ってきました。

白フレームのきしみ音多発も伝えましたが、フレームは問題なさそうと。各部パーツの組み付けの緩みによるものかも、とのことでした。

まあしかしこれは逃しちゃダメな車体だと思いましたね。

ともあれ車体のしっかり感は同年式とは思えないくらいです。サスペンションは硬く、タイヤはパナレーサーで、ラグジュアリーではなくスポーツです、ヴェンチュラと方向性がちょっとかぶってきちゃいました。一番びっくりしたのがシフトで、めちゃくちゃクイックで、こんなの初めてです!これがデュラエーススペックなのか!フル105(おっと、リアディレイラーは訳あって往年の600アルテグラでした)のヴェンチュラはシフトチェンジ時は一瞬ペダリングを緩めますが、これはその必要が全くない!驚きです、これが味わえただけでも良かったと思ってます。又、ギヤ比が全体的に高速寄りになり、登坂がちょっと辛くなりました。

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今日はこんな感じです。ゴール地点はツアーオブジャパン山岳賞ポイントです。写真を撮ろうと思ったらちょうど携帯の電池が切れて撮れず、走行記録も切れました。だから上のツアーオブジャパン山岳賞地点で撮った写真はヤラセです。悔しくて後でまた車で行って撮ったものです。

 

 

メインカー二台となってしまい、雨の日に乗れる適当な車両がなくなってしまいました。

バイクのことはすっかり頭から消えております。