くまごろうみたいなおっさんののりもの日誌

ハーレースポーツスターのぐうたら維持。

テスラとの接触。

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今まで遠いところから眺めるだけだったテスラ。

 

おっとその前に、

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リーガロイヤルホテル大阪のランチビュッフェ、リモネというお店。アプリを使えば20%OFF。

ランチメニューは控えめながら、

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甘いもの系が半端じゃないです。

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やられました。

F1アルファタウリ角田選手の昨年の世界的流行語であるトラフィックパラダイスに倣って、抹茶パラダイスですよー。

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とは言っても都市部を感じさせない緑に囲まれた店内に耳にまったく障らないBGM。ホテルビュッフェなので、身近なビュッフェスタイルレストランにありがちな賑やかなガチャガチャ感が全くありません。

今回私ら夫婦で行きましたが、私らも40歳半ば。落ち着いた時間がありがたく思えるのです。店員さんの対応にも全く問題なく、気持ちの良い時間を過ごすことができました。

これでいいのです。

どちらかと言うと、上質であるリーガロイヤルホテルに柿本マフラーサウンドを奏でるアルトFグレードで訪ねる私らに問題有りだったのかもしれません。

 

さてさてようやく、同じ通りに構えるフェラーリランボルギーニマクラーレンやリシャールミルなど目もくれずにテスラ心斎橋に直行です。

駐車場はコインパーキング。

現在展示はモデル3のみ。まずはこれがどういうことか?まあとりあえずにそれはさておき。

触れましたよ遂に!ドアを開け座席に座りました。なんとなくのネット上で見聞きする、明らかな作りの荒さはあまり感じませんでしたよ。インテリアには、本当に画面以外何もないです。若干プラスチッキーかなとは感じましたがこれはおそらくレザーフリーの思想からなのでしょう。流石にプラスチックフリーは難しいのでしょうね、しかしこの点も全品回収のような思想かあるのかも知れません。

ドアの音は高級感無しでしたがそこは最もお手頃グレードであるところかも知れません。モデルSやXがあれば違いがわかったのですが。

テスラ、現在進化のスピードがとても速いのだと。それは四半期ごとの決算や、人の目を引く先進的なアピールだけではなく、最も物作りとしての重要な価値である工作精度の向上についても然りだと担当アドバイザー(営業とは言わないそう、歩合で仕事をしていないそうです)さん。

 

やり取りをしていくうちに試乗の話へ発展。本来は予約制ですがとのこと。ありがたいですね。一番廉価グレードのスタンダード車にて。

試乗コースがフェラーリランボルギーニと同じなのだとか。なぜだかうれしい。

まずはアクセルペダルの感触の違う普通車モードと回生モードみたいなものがあり、今回普通車モードにて。しかし充分にワンペダルっぽい挙動でいわゆる普通車であるガソリン車とは全く違いました。おそらく日産のeパワー的な感じであろうと思います。

EVは基本的に減速にブレーキパッドを使わないように設計されており、そもそもブレーキペダルがエマージェンシーなのだそうです。これは確か日産リーフやBMWiシリーズもそうだったかなと。できる限り消耗や劣化パーツを出さないというメンテナンスフリーな考え方は各メーカー共通の考え方なようですね。

曙ブレーキの将来はいかに!?

最近記事で書いたアウトランダーのような、よくある擬似モーターサウンドのようなものは一切なく、動力音はゼロです。これはこれで潔いなと感じました。

スタンダードモデルでも0-100キロ加速が6秒ちょいとアバルト595コンペティツィオーネと同等です。

アウトランダー記事でも書いたように、私は自分のものじゃない車を運転するのはいささか気が気じゃなくなるので、無事に帰ってくることに必死だったのですが、いやいやなんだか車としてはしっかりと上等な感覚だけは感じましたよ。また、これは現状のテスラのブランドイメージに過ぎないのかもしれませんが、テスラに乗っているプレミアム感は相当にありましたね。新しい時代に触れているという感覚もありました。

 

ゆくゆくは皆の手にテスラとの考えがあるのでしょうし、テスラが当たり前になればこの感覚は無くなるのでしょう。試乗後にもその点の話を聞くことができました。そもそもテスラ社長イーロン・マスク氏は近い将来、もはや数十年後には人類は何気なく呼吸をすることもできない地球環境の悪化に直面することになると予想をしているのだそうです。テスラはそれに抗う手段であると。皆がテスラを使うべきであると。またテスラの利益にて、マスク氏所有の宇宙開発事業を手掛けるスペースX社を通して人類の新たな移住先とする火星への移動手段を現実的なものにするのだと。

 

いやーなんだか、そんな将来が本当に来たらと考えるとちょっと憂鬱になっちゃいましたねー。今の子供らの将来にそんな時代が来てしまうのかと。

私、担当さんとのやりとりのなかで、車を運転する楽しさが環境問題対応化、EV化にてどんどん無くなってっているようで残念だとの話をし、テスラに例えばトランスミッション搭載、更にはマニュアル車を作るような発想を持ってほしいものだという話をしてしまいましたよ。

いやーなんだか、思考の次元の違いを感じさせられました。車屋さんとの会話でこんな展開になるなんて私、思ってもいませんでしたよ。

 

ちょっと前にBMWディーラーに尋ねた時は、EVやPHEVの話をしたらそれはもう、ガソリン車に対して屈託のない展開になりましたからね。ですよね〜、みたいな。

 

アドバイザーさんが言っていました。近々内燃機関車は遊園地のアトラクションでしか触れることができなくなるかもしれないと。

そして後席に座った嫁さんが見つけた、試乗したモデル3のタッチパネル内のアプリのひとつに、人は過ちを繰り返すと警告する問題作であるフォールアウトが入っていたのは偶然ではないのだということです。

 

テスラ店舗訪問にて、車についてではなく、自分達の日常について根本的に考えさせられるほどの影響力を感じましたよ。家に帰って子供に、もうすぐ息ができんようになるらしいとつぶやいてしまいましたから。大丈夫やろと子供。

 

フォールアウトと言えば私はかつて、3をエンディングまでたどり着いているんですよ。あの放射線量が強すぎてまともに近づくことすらできないボルト87を攻略したのは思い出ですがゲームの中だけであってほしいですね。

 

ひとまず日常。

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今日もアルトで心斎橋を往復しましたがなんだかこれ、前回記事で止むを得ず交換する羽目になった新タイヤ、ブリヂストンレグノ効果なのか平均燃費が若干高止まりしている感ありです。加えてレグノ、ロードノイズが気持ち悪いくらい静かなのは気のせいなのか!

要観察!