生駒トレイルラン2022夏山。(3)
ほしだ園地入口からスタート地点へ。
皆の足元を見ると、結構使い古した靴を履いている人が多く、新品なんか誰も履いていません。中には相当片減りしたソールも。
すり減った我がホカオネオネリンコンを買い替えようかとしたが、成らずで正解でした(過去記事「生駒トレイルラン。(5)」にて)。
リュックはサロモン率高し。我が8、
他にも6とか10があると知りました。
加えて靴もサロモンのトレラン靴率高し!
スタート前にもらえる参加賞のTシャツかっこ良し!普段使いOK。これだけでも参加してよかったと思えます。
なんとゼッケンはあの、清滝を通り鈴鹿方面に向かって走る国道163号線と同じナンバー!恥じない走りをしなければ。
今となっては思い出です。
スタート直前!年齢層はまんべんなく全世代の印象、ちょっと40代50代に多しかな?男女比は3:1くらいかな?
すぐの登り、周りからは「いきなりこの登りかよ〜」のような声が聞こえます。
ほしだ園地を抜けて飯森霊園ハイキングコースへ。まだ5キロも走ってないのにすでに私らより10分後にスタートしたショート20キロのトップのランナーに抜かれるというショッキングな事態が。えー!?とわが目を疑いましたよ。しかも明らかに私(45歳)より年上の男性達です。
凄い!この世界にも限りなく上には上がいるのだと痛感する瞬間でした。
我が子らの野球の練習場所である清滝、7.5キロ付近。
グラウンドではいつものように練習しています。35度近くあって過酷な暑さだと思っていたが、後から子に聞いたら今日はマシだったと…。
生駒山頂付近、13キロあたり。
気のせいか、この辺りからなんだか見たような人達とすれ違い始めます。
なんと!よく見るとショート20キロのトップランナー達ではないですか!すでにゴールしてまさかの引き返しランとは!
我が無力さを痛感しっぱなしです。しかしまさに生涯スポーツ!目標とすべき人たちです。
ちなみに引き返してきている人はほぼ私より明らかに年上ばかり!
自分もああなれるのかもしれないと思わせてもくれました。
なるかわ園地辺りであのルート308が!
おお〜、クラガリサンですねー。41度の急勾配!
あ、話はそれますが私、暗峠を題材にミュージックビデオを作っていますのでよければどうぞ。
現地の映像満載!
…話は戻り、おおよそ18キロあたりです。
なるかわ園地内。
抜きつ抜かれつです。
お先にどうぞと言われても、引っ張る自信がないのでご勘弁をなどと丁重にお断りしつつ、コミュニケーションをとりながら。
この点がロードランと違うところで、トレイルの醍醐味ですね。
矢印を見落としてルートを外れそうな人がいたら声を掛けます。
蜂が飛んでいたら気をつけてと、前のランナーが教えてくれます。
鐘の鳴る展望台。
ラスト5キロです。
最後のエイドです。ここまできたらあとはウイニングランだ!との雰囲気。
私はヘトヘト、汗だくで靴の中までびしょ濡れです。私は足汗はあまりかかないので、上半身から滴るのでしょう。
さすがにここでは少々息を整える時間をとりました。
十三峠を過ぎ、
ゴールです!
ちょっとした感動と達成感でしたね。
高安山ケーブルカー。
時刻表には気をつけて!一本逃すと次はいつ来るか分かりませんよ!?
結構な角度。
高安山を遠目で見てもこのケーブルカーの一本のすじが見えて、角度の凄さを感じることができます。
高安山口ではこんな展示も。
さてさて、私にとってはイベント参加の世界に初めて足を踏み入れた特別な一日でした。
ゴールした瞬間は当分ランはしたくないなと思いましたが、それでもイベント参加は楽しいなと同時に思いました。
で、数日経ってまたぼちぼち走り出しているのでした。同じ獲得標高系である二郎系と似たような感覚ですね。