クラシックミニからの。
ダイソン購入からしばらく経ち、嬉しくも予想通り人生が変わるほどのものでした。ほうき感覚でサッと取り出し使えます。快適です。買って良かったと言えますね。もう以前のコード付きキャニスター型には戻れません。
気になるところはというと、ゴミ捨ては外でやらないとチリが舞うところと、吸い込み口前面は割れそうな素材のプラスチックなので何らかの保護をしてやらなきゃいけなそうなところです。
ホームセンターで購入のサッシ、引き戸用のゴム素材をバンパーにしています。
さて話は変わり、長男の高校の野球部生活が始まり、通いなので毎日送迎しています。
これに関しては身近から甘やかしているとの指摘をもらったり、また身近な同学年では寮生活で先輩から寝る間を削られるほどこき使われている中学時代のチームメイトや、自転車で片道1時間半かけて通学しているサッカー部女子なんかがいます。その子達はもちろん尊敬できますし、本人にとって糧になるものだと思いますが、我が家はそれなりに考えた結果、たまたま送迎しやすい地理的、生活的環境であり、他の通学手段よりも時間的なメリットもあると考え、本人に対し時間のゆとりを与えてやるのもいいだろうと判断しました。
デメリットがですね、私個人がしばらく前から排ガスレスの生活を心がけてしまっていることがあり、我が家は現在乗用車一台だけになっていることで、子供3人皆野球をやってまして、私ら夫婦も通勤しているのでそれぞれの移動を車一台でまかなうのに工夫が必要な状況が多くなったということと、これにより車の移動が増え、ガソリン使用量が前年比でどうやら4倍程度に増えたと言うことです。
当初は、子供の送迎も増えることだし便宜的に何らかの送迎用の車両がもう一台いるのかな、などと漠然と考えており、ちんたらと面白いクルマについて考えては、ある時は近所のクラシックミニ専門店に話を聞きに行き、これがですね、
クルマに対する価値観、考え方を覆されます。まずは現行でこの車種に対してのアフターパーツが日本でまだ作られているということ、それだけでなくイギリス本国でも作られているということを知り、驚きました。この車種の現在の世界最大のマーケットと言われる変態日本人に対してだけでなく、本国でも例えばジャミロクワイのJKがディスコティックに施されたこのクルマ(必見!トランクが機械式の酒のサーバーになっていたり)を最近まで所有していたり、価値を見出す人が一定数いるということなんですね。
で、お店の社長が生駒の山にドライブに連れて行ってくれました。
乗って分かったのが、いや、乗らなきゃわからないのが、何より頑張ってもスピードは出ずに低速でも凄まじいスピード感を得られ法定速度内で勝手にレーサー気分を味わえ、乗り心地はゆさゆさ馬車のよう、空間快適性はギシギシガタピシまさに古民家であり、水冷のラジエータは空気を受けない角度についており意味をなしておりません。しかし生駒山上遊園地のアトラクションに乗っている楽しさがあり、移動自体がイベントになるのです。私はこの点に感銘を受けましたね。
泣けてくるくらいの感動です。
もしも興味があって物思いにふけっているだけの人がいるとするならば、専門店に行って話を聞いて現物を見ることを強くお勧めします。
現行ミニがゴーカートフィーリングと謳っていますがあれはゴーカートではありません。現代のスポーティなクルマです。
クラシックミニは生駒山上遊園地のゴーカートと変わりません、リアルゴーカートです!
そう、これがあれば送迎の手間が緩和され、私は楽しくなりそうです。
続く。