屋根付きに憧れて。
当たり前のように自分の足はバイクであり、20年程なんの疑いもなく乗ってきましたが、雨風しのげる車って幸せなんだなあと最近気づきました。ちょっとした老化現象かもしれません。
バイクの良さはフットワークの軽さであると盲信していましたがこれも実は、服装に気を使い、ヘルメットをかぶりグローブを着け、バイクを置場から引き出し、発進するまでに案外時間のかかるもので、確実に車の方が早いんですよね。
出先でも市街地なら止める場所はない、毎度のヘルメットやグローブの脱着等、億劫です。
最近気づきました。
で、アバルトの試乗に出かけ、惹かれちゃいました!
595C(カブリオレのC)ツーリズモのギミックがおもしろく、車重1100kg、160馬力、210Nmの見た目と中身のギャップは基本的な私の好みです。
これにレコードモンツァ純正オプションマフラーを付けたらサウンドがもう、イタリアの高級車みたいで(ユーチューブで聞いてみてください!)最高でした。ブロロロじゃなくてガロロロなんですよね。バイクであの音は出ません。ドゥカティでもアグスタでも出ません!
新車見積もり460万(レコードモンツァマフラー16万込)にサインしてしまうところでした。店員さん、もうこの場で行っちゃましょって言うもんだから。
その後も数日動画付きメールでのアピールもありまして、今時こういう売り込み方をするんだなあーと時代の進化を感じました。
その日はフィアット500ツインエア、アバルト595ツーリズモノーマルマフラー、595コンペティツィオーネ(180馬力、レコードモンツァ標準装備)に試乗しました。ツインエアは2気筒で、バイクみたいな音の車だなと新鮮でした。これを懐かしむ世代があるようですね。
同時期にルノートゥインゴGT、シトロエンC3にも試乗しました。これらは実に快適で、優秀なコンパクトカーに感じましたよ。私にとっては充分すぎるほどの幸せな車です。
しかしアバルトは乗り手へのアピール度、オモチャ感、所有感が、桁違いに感じました。イタリア車とはこういうものなんですかね!?
冷静になると、460万円辺りで買える車がまた相当面白いことに気付くんです...。
その中でもアバルトのアピール度は私にとっては強烈ですけどね。何よりレコードモンツァです。
ギャップ萌えの極みです。